普通はエンジンを組みながらやる作業かと思いますが前出のGPZのようなインナーシムタイプですと

カムシャフトを何回も付けたり外したりの繰り返しになりますのでアウターシムタイプでもシムタイプのヘッドは

先にシム調整を済ませてシリンダーからは一気に組みます

まずシートカットでバルブの突き出しを0から0.05mmの間に揃えておきます

使うカムシャフトのベースサークルサイズも同時にひかえてアウタースプリングのみで組んで

任意のシムを取り付けカムシャフトを組みます

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タペットクリアランスを測定してインテーク、エキゾウスト供0.15mmを基準にシムを組み替えます

結果排気#1より0.16/ 0.13/ 0.12/ 0.16

吸気  #1より0.17/ 0.15/ 0.14/ 0.15

となりました、排気#1と#4 吸気#2と#3と#4はOKでそのまま

吸気#1のシムを290から295へ変更してタペットクリアランス0.12の狭い

Zのアウターシムは0.05mm単位で中間の0.025mmが存在しません

無い物はしかたありませんのでそのまま?

ここが腕の見せ所?

少し狭い排気#2と#3、吸気#1をどうするか?

この気筒のバルブのステムエンドを研磨します、此処を研磨出来るグラインダーがあります

通常このステムエンドは焼きが入ってますが材質と焼き入れの性格上0.4mm位は削っても十分硬度が残ってます

排気、オール 0.16mm 吸気#1/#2/#4 0.15mm #3のみ 0.14mmに合わせます

此処まで合わせなくても機能しますが後でバルブタイミング測定時の判断材料にする為の

個人的な気持ちと意識の問題です

測定時のシックネスゲーギの感覚は常にかなりのきつめで合わせます

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そこにゲージが入ると言う事はそれ以上の隙間が有ると言う事です

ロッカーアーム、アジャストスクリュウ式をシックネスゲーギで合わせてダイヤリゲージで確認しますと

ほとんどオーバーしてます、人間の感覚って微妙なもんです


全ての寸法が決まった所で分解、新しいステムシールを用意

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内側にオイルを少し塗布して組み付け

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見ての通りこのステムシールカワサキの部品でわありません

とかくカワサキのステムシールはゴムの劣化が早くオイル下がりの原因になり易いのですが

このステムシール私のSRXなどと同じ作りで10万㌔位は持ちます優れ物です

バルブガイドもそのまま使えます


後は組むだけです、これでヘッド完成

因みに完璧にシートカットしたヘッドの摺り合わせはしません

なぜならエンジン始動後アイドリングで2分も回れば当り付きます



この方法でシム調整する場合どうやってカムシャフトを回すか?

ハイこのようにして回すだけです

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参考までに!




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