最近Z1用、73mmの問い合わせが多いので詳しくお聞きしました所

Z1-R及びマークの場合そのままボーリングして使う事が前提にありました

先日お預りしましたZ1-Rもワイセコ73mmが使われてまして

ライナー残厚1.2mmでした

この厚みで大丈夫と言われる方もいらっしゃいますが

ライナーが割れたケースも何台か存在しますし70mmから73mmに拡大した時点で

本来ライナーの持つ張力も落ちてほとんどのライナーがオイルまみれの状態です

最初から厚入公差が緩いZ系は致命的です

このオイルまみれが油温を下げない原因です

私はこの残り1.2mmのボーリング精度を出す腕を持ち合わせておりませんし

やりたくもありません


このピストンは茨城のTOP ENDさんからの依頼で作りました1000J/1000R用(右)を

試しにZ用に変化させたピストンです(左)

画像 382a

画像 384a


TOP ENDさんは最初からライナー打ち替え前提でオーダー頂きましたので

全てケースボーリングしてます

ケースボーリングするに辺り邪魔になるのがスタッドボルトですが

このスタッドボルトを外すのが大変ですよね、まして折れてくれたら

その後始末がもっと大変になります

ならばスタッドボルトを残したまま加工出来ないか?


画像 386

今回用意しました延長エクテンション(矢印)装着して

画像 387

ケース面より下に27mm掘ってもセンタースタッドボルトとフライスの間に50mmの隙間があります

650回転、直径82.0mmで下に26.5mm掘ってる図

画像 388


芯だしが面倒ですが、スタッドボルト外す手間考えましたら


凄い進歩です、これでケースボーリングが前提になりますと

73mmも74mmも75mmも条件は同じなります

実の所73mmのピストンリングが残り少なく此れを作るには500シリンダー単位になります

それだけ作って今後どれだけ出るか?

GSの73mmみたいに純正のリングを組み合わせると高い物になってしまいました

現在73mmをお使いの方は今後それ以上のサイズをお望みでしょうから

必然として74mm/75mmの需要が増えてくると思われます

ケースの肉も十分残ります

画像 389

これからエンジン分解予定の方は先の事を考えてケースボーリングだけでもやっとけば

いざと言う時に安心です

今回のZ1-Rのエンジンも最初はリングの磨耗かと思ってましたが

分解してみたらデトネーションで棚落ちしてました

今月2台目です、その件はまた後日。



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