今日のバイクのシリンダーは

ほとんどがアルミ一体型のメッキシリンダーですよね

性能と耐久性向上を目指せばこれにたどり着きます

F1に至っては大昔から使われてました

この技術を空冷エンジンに応用した時

当然アルミライナーを作るしかありません

おまけにアルミライナーはそのままでは使えません

よって内側にメッキ処理してホーニングして使う訳ですが

メッキの話はまた後日と言う事にします

当然、鋳鉄ライナーよりも肉厚を厚くしないと持ちません

アルミライナーの厚みは最低でも鋳鉄ライナーの1.5倍の厚さがないとまずいです

ライナーを厚くするとシリンダーを多く削る為

シリンダーの強度が落ちます

シングルエンジンではこの強度不足から

上下に良く割れました

四気等エンジンはシリンダーとヘッドを供締めしますから

上下に割れる事はないのですが

強度不足のシリンダーは規定トルクでも

シリンダーの変形が大きくなります

に輪を掛けて強化スタッドボルトなんか使った日には

最悪の結果を招きます

シリンダーはライナーのある程度の厚さで全体の強度を確保してますので

ノーマルライナーでもかなりの厚みがあります

左、昔に作ったアルミライナー、右 ターカロイ松仕様

画像 724

これも昔作って愛用してました

XR100のシリンダー

画像 725

性能と冷却に関してはメッキの方が有利ですか

じゃあメッキはどの位持つかと言うと

25万キロまでは確認してますが

使い方次第では50~60万キロは持ちそうです?

対してターカロイ松仕様

2年前より使って、松仕様の存在を知りました

この松仕様はディーゼルエンジンのブロック等に使われるヤツで

補修用として素材がありましたそれを使ってるだけです

ディーゼルエンジンの耐久能力は

トラック関係で100万キロ以上が要求されてます

と、言う事は、かりにトラックの4倍~5倍のエンジン回転数が上がっても

20万キロは持つのでわなかろうかと?

コスト的にも松仕様が安く

この硬さが有れば強度的にも宜しいです

これから生涯の走行距離を考えた場合

何処まで病むかはお任せいたします

今までアルミメッキライナーでの失敗例

カワサキ ゼェファー 400 62mm

画像 727

二本作る予定が一本目のシリンダーを組んで走らせましたら

ベースガスケットとヘッドガスケットから

オイル漏れ!

液体ガスケット塗りたくっても

持たなかったので、諦めました残りの一本です

画像 729

完全なシリンダーの強度不足でした

KLX250もアルミメッキライナー仕様にして

圧入部からの水漏れとシリンダーの

変形からの圧漏れにて断念しました

これがアルミライナーのメリット、デメリットです

そしてアルミライナーの最大の弱点

放熱性に優れますが

冬場にオーバークールで油温上がりませんよ

走れば走るほど冷えます、焼きつきます

あ、私のSRXアルミのメッキ仕様ですが

冬は乗りません!


今日の格言!

全ては経験値に基ずく!




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僕は夏に乗りませんw
【2012/11/09 18:35】 URL | ヨシ王 #x8Q4Q49E[ 編集]














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