今までに組んで来まして、その過程でどうしても納得行かない謎の部分が存在しておりました

その部分はシリンダー下面を加工してシリンダーの高さも0.01mm以内に抑えてるにも係わらず

シリンダーをセットして全体を締め上げても#1と#4のシリンダー面とピストンの位置が合わない?

薄々は判って居た事ですがクランクケース上面が出てない、それだけのことです、ここの加工たぶんケース合わせ面、

そう加工面を基準に加工されてるらしくダイヤル走らせると斜めになってる物、波打ってる物を確認しておりました

圧縮がそれほど高く無い一般市販車に置いて無視できる公差の範囲との判断でしょうが、加工及び組む側としては

何とか為る物だったら何とかしたいと考え、ケース下面では無くクランクシヤフトベアリング取り付け位置から拾うのが基本

であろうと少ない脳みそで考えたあげくチト特殊な固定治具を作りまして何個かを加工してみました

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加工中

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そしてマイクロで測定して見ますとベアリング取り付け面より加工した上面まで0.01mmの誤差は出ない事を確認

それでは早速組立て見ましょう

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こんな時は早く確認したくて忘れ物したりしますので伸張に、でも何時もよりテキパキと進みます

スタッドボルト付ける前の最後の記念撮影

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二個づつ挿入から4個同時挿入に変更しまして、あっと言う間に完了(シリンダー被せるだけなら 3秒でオン)

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シリンダーに規定トルク掛けて測定して見ますと、#1と#4にてまったく同じ数字を確認しました

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これで今までグレーな部分の解明に成功しました、これでオイル漏れともおさらばです

ピストン頭も圧縮落しました

実際ここの部分どのエンジンに置いてもちゃんとした寸法指示がありません自分で決めて行くしか無い部分でした

それなりの数測定の結果ここの寸法、かなりの誤差と言うか公差と言うか(公差にしては多き過ぎる)がありました

今までピストン、シリンダー、ベースガスケットの厚み統一しても最後のスキッシュ部のバラツキが出てベースガスケット

交換したりカムチェーンテンショナーの張りのバラツキに???したりとスッキリしない部分でした

シリンダーヘッドまで組んだ所で部品の発注忘れ発覚、まあ、こんなもんですよ

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これで 90%までは管理下に置ける事ができます、そして最後の砦に挑みましょうかね、そのうち、待ってろよ~。

















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昨日公にしましたGS用特注ST-2カムシャフト何人かの方より問い合わせがありまして(どんな仕様かと)

IN 10.1mmリフト 261度   EX 9.6mmリフト 251度/1mmリフトです、因みに昔のST-3カム

IN 10.3mmリフト 260度 EX 10.0mmリフト 260度/1mmリフトだったような気がします?

クロスビーのおぢさんが好んで使ってたような代物です

これでは街乗りもツーリングも出来ないので俗に言うST-1カム昔のAカムが存在しました

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誇らしげなPOP,Yの鋳だし文字

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実測しましたら  IN 9.6mmリフト 250度  EX 9.0mmリフト 250度と今のZのST-1とST-2の中間位の代物です

GS944で平塚の風ちゃんが使ってますね

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こんな感じです


じつはあの時これを復活させるべく無理言いまして作って貰いました

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ほほ同じような仕様ですがそこは今の考え方ですので当時のオヤジさんのプロフィールとは少し異なります

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赤いペンキは

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この1セットのみの目の前で書いて貰いました直筆?たぶんFujio Yosimuraと書いてあると思います 

ST-2の感じからしてかなり使えると確信しております

この2種類の選択肢をいずれのいずれ募る事にしたいと思いますので、お金貯めといてくださいね。(カムだけは駄目よ)







Zに比べて圧倒的に少ないGSのエンジンパーツ、ピストンは何とかするにしてもカムシャフトが無い

当時のカムを何とか手に入れても下が無い、谷が出るで使いにくいとの事で

一昨年のその前不二雄さんに相談してみたら二つ返事でOK、その背景には削りだしのカムが軌道に乗った事が大でした

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しかし大問題が一つ、タコメーターギヤーをどうするか、流石のヨシムラと言えどもここの加工は外注、数がないと高価になる?

そこは無視できない、色々と当ること半年の歳月が流れ、ふと思いついた事

ヨシムラにもそれなりの新しい機械がある(なら工具作って自前で加工出来るようにした方が良いのではないか?)

と言ってみたら何とかなりました、ギヤー加工

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今では全てのギヤーの加工が自前で出来るようになってめでたしめでたしでした

一時は断念かと思った時もありましたが、そんなこんなで完成しましたGS用ST-2めでたく完成

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早速九州の星に送ってテスト開始N狙った通り谷も消え扱い易くなりました、ピークの馬力は少し落ちましたが

6500回転では十数馬力上まりまして大成功、記念の不二雄さんの直筆サイン入り

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で次の問題はこのカムのプロフィールに対応させるピストンの製作バルブリセスにマージンを持たせ圧縮を上げる

前での73mmと73mmがこのST-2カムに対応出来る仕様でした

ヨシムラと協議の結果、当初目論んでましたヨシムラからの販売は一切ありません

また何時のの日か要望が出てきて作れるチャンスが来ることをひたすら待ちましょう

その時はまた一生懸命掛け合いますよ。







GPZ 1100F 73.5mmピストン御買上げ頂きましたお客様よりクランクシャフト芯だし依頼

一般に言われてますほど悪く無いです

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右側の二箇所、位置としては数十度のズレがあるように見えますがこの間の変化量は 0.01mmほどですので

仮にこの3倍の曲がりが有っても俗に言われてます点検棒?ちゃんと通ります

基本的には数字でしか判断出来ない部分です


最近手こずってますクランクケースのノックピン、手を替え品を替えやっと回るようになりましたがぬけません

廃棄待ちのスタッドボルト旋盤で引いて、ノックピンに打ち込み、溶接

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穴開けた丸棒通してナット付けてスライドハンマーに返信

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一発で抜けました

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こんなんでもトータル一時間以上掛かります。












この旧車ブームカワサキZ関係のアフターパーツも充実する中、全体に数の少ない(逆に貴重品)GSシリーズの

アフターパーツは中々充実しませんね

しかし世の中には(GSが好き)と言った熱心なスズ菌に侵された方々のもいらっしゃいますので

これまでもごく一部の方の為に作りました77mmこれはこれで良かったのですが如何せん後が無い仕様

色々考えて考えての左76mmと右73mm、どちらも圧縮 12:1あります

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当初 73mmでレースに臨む準備してましたが他のマシンの排気量が上がってきまして、その穴を埋めるべくの76mmです

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排気量が違いますので頭の高さ、形状も違います

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先日GPZ 1100の73.5mmピストンを拝んだ大先生(こんなのは見たことが無い、ここまでようやるな)と唸った形状

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特に76mmで初めて可能に為ったサイドの座ぐり、一筋縄では行きません加工です

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そしてこれらをどうしても作らないといけなくなりました、世界に 8セットしか存在しません特注カクシャフトは後日に、、、











先日の大先生のシリンダー完成しました

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かなり拡大してますので粗く見えると思いますが現物を見て驚いてください

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その大先生よりだいぶ早いお中元

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最近はやれはちみつ入りだとかで美味しくない梅干しばかりで(そう言えば大先生の和歌山梅の産地、何か無いの?)の次第です

さすが産地、美味しいです、無くなったら買いますよ~

そんなこんなでホーニングに勤しむ毎日、一度上がったら終わるまで帰れない今月のノルマ

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本日の締めはみっちゃんとこのシリンダー

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と気が付けば 20時回りましたとさ。







只今お預かりしてます和歌山の大先生のシリンダーです、ターカロイ松入れてしまうと見えなくなりますので

特別に?上げときましょう、まず上から(ちとピンボケですんません)

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下から

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ご要望のお 0リング溝、修正しておきました

後はターカロイ松入れるだけでしたが忘れておりました、大事な部分?

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これ無くしては組むに組めない?事もないでしょうが、時にサイズが替わる可能性のある松は後で加工しますので

決して忘れた訳ではありませんよ

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拡大しましたので見た目粗いようにみえますがちゃんとツルツル仕上げです、ここ大きくても小さくても組みにくいので

自分で一番組みやすい大きさに加工してます。

追伸  梅干し屋さん???









ここの所1100刀ばかりいじってましたら珍しいシリンダーが送られて来ました

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GSXの1000

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それも未使用、新品

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しかしこれが曲者でAMAホモロゲ用の為ボア69.4mm、対して1100は72.0mm見た目に小さいです

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内径が小さい分外径の異なり1000の

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に対し1100は

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とだいぶ違いますので1000のシリンダーは後々の発展に自由度が少ないですね

74mmのライナー入れますので削りがいがあります、楽しみです。













非常に珍しいケースではありますが、現に起きてしまった事案、GSX 1100刀のバルブガイド打替時にシリンダーヘッドを焼きます

そしてバルブガイドを一本づつ打ち抜きます、ところがこのヘッドバルブガイドを打ち抜く衝撃でシートリングが脱落しました

それも16個の半数もの数が?シートリングが浮いただけでもバルブが潰れて一発ブローです

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今までも何回か経験あります刀のヘッド、作られた時期次第かと思います、どう見ても圧入公差の問題です

ここまで外れると外れなかったシートリングも疑うしかありませんので16個全て交換です

と言っても部品がある訳でもなく当然製作するしかありません、お金掛かります

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Zの場合はシートリングが鋳込んでありますので外れる事はありません

何年かに一度こんな出来事があります刀さんでした。













この時期になると需要が多くなります、1100 刀用 74mmピストン 2017年仕様完成です

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実は2016年仕様との変更点はリセス位置をほんの少し変えただけです、見ても触っても判りません

でも圧縮は容積比で12.0:1を越えます、使用目的別に変更しますのでご心配なく

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この綺麗な切削痕、マシニングで削るのですが、コレ、表面積を稼いで放熱効果を上げる為の手段です

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ただ単に綺麗なだけでは無い秘密の部分なんですよ。













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