簡単な話ですが馬力を稼ぐ手っ取り早い方法、それはボアアップ、そしてごく一部のマニアの方々の要望で作りました

マークⅡ、Z1用76mm 1,197cc 圧縮 12.0:1オーバー、対しまして自分の為に作りましたスタンダードボア 66mm 903cc

76mmはさほど大きいとは思いませんでしたが、66mm ハッキリ言って かわゆい。小さい?

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現実はこの小さいのを形にするのがほんとに難しいです

で 66mmも組みあがって全てのデータ拾えましたのでじき動き出します

こちらは早速 76mmを組むためのシリンダーとクランクケースがスタンバイしており、ケースはほじくりました

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何年か前に作りました 75mmの時と同じ内径ですので余裕です

シリンダーも基準面の加工しましてこれから内径の加工に移ります、

こちらもライナーの外径 80.0mmで 75mmと同じですので余裕かと思います

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今回この 76mmに興味をお持ちでお問い合わせ頂きましたお客様

いるか、否かハッキリしないと無くなりますよ。








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このところのコンプリートエンジン、ノーマルカム仕様が続きました、そこまで回さないで乗る人が増えてます、使い方次第では

ノーマルカムでも十分だと思います、今回のエンジンは久々に信頼のヨシムラST-1カム、66mmピストンの為に

久々にバルブタイミング以外の部分を測定します

確認事項、上死点においてシリンダーとピストンの段差確認、ここはクランクケースとシリンダーの寸法でかなり正確に出せます

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ここの寸法と燃焼室容積とピストンヘッドボリュームで圧縮が決まります、悩みましたが最後の最後で溝加工しました

不安要素は取り去るにみです、オイル焼けの酷かったリフターもバフ掛けでピカピカのツルツル仕上げ

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ここで見つけましたトップアイドラーの固定ネジ、廃盤です

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錆落してまで使う趣味はありませんのでハイテンションボルトを旋盤でカット(こんな所で時間が掛かります)

Zのエンジンに使うボルト、全て純正新品が揃います

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今までの教訓から(ヨシムラと言えどもバルタイが合わない)長穴仕様のカムスプロケット付きカムシャフトを使います

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シム調整、バルブタイミングを合わせて、クランクシャフトをオーバーラップ上死点辺りに合わせまして

リフターにダイヤルゲージを当てましてダイレクトにリフターを押しましてピストンにバルブをゆっくり当てましてクリアランス測定

クランクシャフトを2度~3度の範囲で移動させ同じ作業を繰り返し、一番狭くなる寸法を確認(写真無し)

排気側も確認しまして終了

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後はクラッチ組んで完成

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この 970仕様、その動力性能から隠れた人気があります、因みに今回は圧縮 11.0:1を簡単に超えました








四気筒を組み立てる時、一番慎重に為らざるを得ないのがシリンダーを被せる時ですよね

リングとライナーに指の皮挟んだり、爪挟んで割れたりと大なり小なり痛い思いもしてきてます

最悪の場合リング折ってしまい途方に暮れて(リング送って)と言う方もいらっしぃます

用はピストンが固定されてないので入れにくいに尽きると思いこんなのを作ってみました

Zに限らず色んなエンジン来ますので、それに対応させる為、用は自分が楽になるようにです

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早速あてがってみます#2と#3を先に入れる場合はこれでも可

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もう少し薄くして、これでも何とかなります

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ここで#1から#4までを同時に入れられないかと考えまして

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これだと各ピストンの前後の動きが出来ません、結果この組合せで各気筒のピストンも前後に動きます

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横から見てもほぼ一直線に並びました

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これで4個同時挿入が可能になります、この後Z1の66mmを組まなければいけません

66mm、意外と小さくて老眼の私にはリングの位置が見難いしライナーが厚くなる分重くなります、しくじる可能性大です

いままで大きいのばかり相手にしてましたから小さいの苦手です、なんて言ってられない現実があります

今後も別のエンジンで小さいサイズにも対応しなくてはなりませんしね、少ない脳みそで考えましょう

先日組み始めましたZⅡ 73mmもあり合わせの物で四個同時に入れましたとさ。














仮組まで終わってましたZⅡエンジンそろそろ月末ですので組立ます、ZⅡ専用の73mmです、Z1に比較しまして

頭の形状が違います、組立にあたり、ちょっとひらめきましたのでスペシャルな治具を作っておりまして

何個かは失敗しましたが納得行く物が出来まして、早速使ってみましたが、ばっちぐ~でした

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シリンダーの仕上がり具合

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最近はこの状態で上死点を合わせておきます

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組み上がったヘッドもスタンバイしてますのでじき完成です







先日お話しましたGPZ1100Fのピストン製作、ちょうど良いタイミングでドナーエンジンが来ましたので

分解がてら基本的な寸法を測っておきます、ヘッド周りの確認が終わりましたピストンを外した所で発覚しました事実

なんと0.5mmオーバーサイズが入っておりました、73mmはプロトタイプが有りますので早速取り付け

現物での正確な寸法を測ります

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一番大事なこんな所の寸法やあんな所の寸法を確認します、ピストンだけでは絶対判らない数字です

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ライナーを引っこ抜きましたシリンダー

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内径 78.5mmあります

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クランクケースの内径はベースガスケット内径より二回り大きいのを確認しました

これでライナー外径がある程度の範囲に決まります、当然ケースボーリング無しの仕様です

後はピストンの頭をどの形状にするか、そこが悩みどころで案は3つ先日から悩んでおります

あ、サイズは 幻の73.5mmで行きます。








近年の旧車ブームに乗り、テイスト始め各地で行われております草レースの盛況な事、40数年生き残ったZやGSが全開で

疾走する姿を見るに付け感慨深い物がありますが、旧車の草レースとは言え、そこは競技の世界、他人の前を走りたい

先にゴールしたいと思うのは人の常、当然要求される中身のエスカレートしてまいります

事の発端は(○○レースをやっておりますが、若くも無いし後何年出れるか?後が無いのでお願いします)

の一言、本当はこのサイズ避けて通りたかったのが本音ですが、そこまで言われるのであれば一肌脱ぎましょう

そのかわり後で扱えない等と言わないで下さい、ある程度のコントロールはしますが?

Z1/マークⅡ専用 76mm 

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マークⅡの燃焼室容積を元に圧縮 12.0:1あります、Z1の場合はそれ以上あります

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作るからには今出来る技術を投入しましたのがココ

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大きいサイズには採用して居りましたが小さいサイズには入れようが無かった軽量化の為の加工

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マッチ棒の先っぽサイズの刃物で加工します、これも長年の積み重ねの末たどり着きました技、もう少し行けそうな予感?

今回はこの辺で止めときましょう、ご依頼のお客様には順次連絡致しますのでシリンダー用意しておいて下さい。

また一つハードルを上げてしまいましたね?









空冷最強と言われておりますGPZ1100F、このピストン、手ごろのサイズが存在しておりません、そんな折

ひょんな事からお話が来ました GPZ1100Fのピストン作る事になりました、色んな角度から検討しました結果

サイズは 73mmか73.5mmのどっちかになります、当然ライナー打ち替え前提です

この話に飛びついてきました和歌山のおぢさんがうるさいのでその前に内緒に作りました73mmを公開します

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このGPZ 1100F、燃焼室形状が複雑な為、圧縮を稼ごうとした場合ボアを大きくするしか無かったのですが

今回の要望は圧縮 11.0:1あればオッケーとの事、しかしもう少し稼げないものかと再検討しましたところ、

この形状から変化させれば何とか 11.5~11.6:1辺りまで行けそうなのを確認できました

時期は12月の予定ですので興味のある人ご予約お受けしますよ。

和歌山のおぢさん参考にしてね?











先日行いましたSRXのケースボーリング、その訳はクランクケースにクラック入りましてオイルダダ漏れ

最近ではとんとお目に掛からない珍しい状態ですのでオーナーさんの了解を得ましたので公開します

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内側は

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バランサー部まで延びておりました、こうなってはクランクケースを交換するしか手段はありません

しかしクランクケースのみ転がってる訳もなく途方にくれておりましたオーナーさん?の元に天の助けが現れまして

エンジン丸ごと引っ張ってきました、と言った訳で、ドナーが来ましたらからには致し方ありません?

今後の勉強の為ドナーエンジンのピストン分解までオーナーさんに託しまして、先日まとめて分解、ケースボリングまで至りました

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中身が汚かったのでまたまた勉強の為、オーナーさんに洗浄を託し(どんな洗い方するか?)

駄目になったケースのベアリングは1年前新品にしてますので、全ての部品を移植します(オイルシール、ガスケットは新品)

本日ベアリングの挿入まで終わりまして、純正部品の確認しております

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この手のケース交換意外と面倒ですが、しょぼ暮れたオーナーさんの顔見るのが忍びないので頑張ります

でと今回のクラック、元々680の仕様で長く乗られてましたので振動から来るストレスと経年劣化のケースに

恐ろしく軽い最新型ピストンを組合せので(気持ち良く回る)と調子こいての回しすぎです(9,000オーバーとか)

それとケース分解時はクランクシャフトの芯だしは必ず行いましょう、意外とズレております、だからピン溶接するのです

今後レッドゾーンは守りましょうね











前回SRXのケースボーリングしたのは何時でしたっけ?たしか昨年の2月頃やったような記憶が?

久々に加工するはめに為りましたので今まで隠しておりました治具でもお目に掛けましょう

16mm厚の鉄の板を組み合わせてありますのでかなり重いです

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使わない時は場所を取らないように 3つになり上の板を替えて色んなケースの加工が出来るようにしてあります

この治具にケースを固定して

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ダイヤルゲージで芯だししまして

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バリバリと加工するだけです

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次は何時出番が来ますことやらで御座います

Z等の四気筒のケース固定治具は後10年位経てばお目に掛けましょう。









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