思い起こせばかれこれ10年前長い付き合いだったお客様が不慮の事故で他界され長かった裁判も終わり

彼とお付き合いのありました方々が遺品として思い出と共に持ち帰る事になりエンジンを引き取られましたお客さまより

オーバーホールの依頼で帰って着ました、十年シートカバーだけで耐え抜いた 660エンジン

オーバーホールしましたのが十数年前、私もどんなピストン組んだか忘れてます

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思ってより外観のダメージは少なく安心しました、この660エンジンもアルミメッキシリンダーです

彼から最後に来ました年賀状

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連休中に分解しますね佃さん。









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そんな大げさなお話では無く、最近問合せの多いアルミメッキシリンダー用の材料

アルミの丸棒、外径107mmx120mm

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その目方は

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前回の熱処理品に挑みましたがドリルの刃が立たない?穴開けるのにどえらい苦労しましたので

今回は熱処理前の素材を調達、穴開け開始、下穴 30mmのトリルでバリバリ開けて次に 50mmのドリルでバリバリと

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外径もある程度加工しまして完成

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一本当たり 1700g、判り易く1.7㌔ぶっ飛ばしました、それを 16本も???

この後熱処理に旅立ちます、以前の材料と単価が違いますので此れを土台にいくら位で作れるか弾いてみましょうね








暫く在庫がありませんでした 1,100 刀用 74mm完成しました

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2015年仕様よりの変更点は無く、ほぼ完成の域に達しました???

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圧縮 12.0:1を超えますが、高い分には落とすのは簡単ですのでご安心下さい

本当はもっと詰められますがそれをやることのメリットが少ないので当分この仕様で行きます

当然、専用ライナー松も用意しております。















後はホーニングのみと為りましたSRX400メッキシリンダー、早速ホーニングしてみました

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ご覧のように内壁はピカピカに仕上げてみました、拡大しますと

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一見粗そうに見えますが、爪も引っかかりません、当然リング合口もそれなりに収まるように内径を決めて行きます

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これで 0.15mmのシックネスゲージが少し引っかかります

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このピストンリングも特殊で全面メッキ品で抜群の耐久性がありますリケン製の特注品です

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以前、巷の噂でメッキ同士は駄目とかメッキシリンダー専用のリングでないと駄目とか言われてましたが

どの組合せでもちゃんと機能しますのでご安心下さい

一度だけ、このてのリングがヨーロッパ製の純正メッキシリンダーのメッキを一瞬で剥がしまして蒸気機関車にした事があります

それまで素晴しいと思ってましたその二気筒エンジンのメッキがろくでもない代物だった事が判明

それ以降その手のエンジンは触らないようにしてます。








今まで作りました SRXピストンの中でもこれ以上のピストンは無いと確信してます400用 89.5mmピストン

さっそく組んで走ってます大工さんの棟梁、ノーマルカムでさえ簡単にレッドゾーンを振り切るとか?

この棟梁、昨年最新型660を組んでサーキットでは自己ベストを更新して楽しんでおります

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たしか何処かにしまい込んだ 89.0mm用のメッキライナー、無事発掘しましたので

早速メッキ剥離後寸法変更、再メッキ処理、予備の予備シリンダーを加工しまして

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合体、永久結合しました、絶対外れません

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後はホーニングのみです

ここ数年アルミメッキシリンダーの製作は封印してたのですが、メーカーさんからの依頼もありそれなりに作っておりましてが

内緒の品ばかりでして、でもそれが技術の維持に大いに貢献していました

なんでか知りませんが今年に入りメッキシリンダー製作の問い合わせ多く?皆さんにはお茶を濁しておりました

問題の材料の調達や技術面でメーカーさんと交渉しておりまして、近い内光明が点すとおもいます



追伸

このたび被災されました熊本のみなさん、大変でしょうが頑張って下さい

身内の安否確認に走ってくれた消防団の皆さんに感謝します

義援金送るけんね。











最近、我 KZ900のスペアーにとシリンダーをオークションで集めておりまして、何とか3本ほど入手しましたが

一本はシリンダー高さが大幅にマイナスしておりましてボツ、いずれ使えるシリンダーが無くなりましたら

ベースガスケットとピンハイトで調整するしか有りませんのでそれまでお休み下さい

そんな所にお客様からお預かりしてます Z1シリンダー、加工前の内径で最大値のみ拾いました

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続いてオークションで入手の一本、中々のバラツキ具合で御座います、経年劣化なのか当時の精度なのか

一度図面見てみたい物です

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今回入手の一番良かったシリンダー、まずライナー外径より

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でシリンダー内径はあくまで最大値です

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ご覧の通りの寸法でした、このシリンダーに関してはそのままでもライナー外径合わせれば使えそうです

この際厚入公差うんぬんはどうでも良いでしょう

0リング溝も深く、シリンダー高さもプラス方向でしたので合格です

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このシリンダーをスタンダードボア用に上下面のみの加工でトライしたいと思います、とんでもない松で?








組まれて3,000㌔後に組み替える事になりましたマークⅡ、組立ます

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意外と曲がってましたクランクシャフト、これが限界です

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ノーマルと同じサイズの70mm組みます

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指と爪で押し込みます

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しっかり仕事してね

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先日、長穴加工しときましたカムスプロケット、意外と面倒でしたのでヨシムラに提案しときました、出来るかどうかは別にして??

少し遅めのエキゾースト

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気持ち早めのインテーク

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全てが終わりクランクシャフトを回すと、逆転しません???下手人はスターターモーター、分解しましたらシャフトの受け

ガタが多く何とか動きますがガリガリ、ゴリゴリとしか動きませんので迷わず新品

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やっと完成、昨日お客様の元に返っていきました

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それにしても古い部品そのまま付いていたり、変なボルト使ってあったり変なワッシャー一杯付いてたりと手こずりました

貴重な固体ですのでちゃんと純正部品使って組み上げましょうね、ほとんど揃いますから

最後に黒いエンジンには黒い液体ガスケットが似合いますね。















GPZ 1,100ピストンが完成しましたのでシリンダーのホーニングします

狙った寸法で仕上げてましてピストンリングを装着、リング合口を確認します

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狙った通り 0.15mmのシックネスゲージがキツキツです

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これを実現させる為、ピストンスカート寸法替えてます

これで一連の作業完了しました、面白いエンジンになりそうです。









お待たせ致しました GPZ 1,100F スタンダードボアピストン

ご依頼のお客様、ここまで軽くなるとは思いもしなかったでしよう?これが現実です

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上の数字がピストン単体の目方で下の数字がピン、クリップ、リングを含めました合計の目方です

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ノーマルピストンの目方、なにか理由があると思いますがかなり重いです

圧縮はノーマルより少し高くなる程度です、因みに依然作りました 73mmの圧縮 11.0:1の仕様との比較

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もう一つレース専用のワンオフ品、76mm

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これでGPZ 1,100Fのデータも揃いましたので、何でも来い状態です、ノーマルボアの時代が来ました。











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