以前に作りましたベコ用73mmピストン

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実はリセス無しを一個用意してました、何をやるかと言えば1,100刀用の73mmローコンプ仕様を試作してみました

実は750と1,100用はピン径とピンハイトが同じなのですがバルブ径とピッチと位置が違いますので1,100用を750には使えません

750リセス加工してないピストンに1,100用のリセスを加工しますと、こんな感じになります

左が750用で右が1,100用リセスを加工しましたピストン

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ちょっと判りずらいので立ててみます、この状態で圧縮、容積比 10.7:1でした

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頭をフラットに加工した物を1,100ノーマルピストンと並べますと

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目方はご覧の通りになります、リングはほぼ同じ目方ですがピストンピンが19.8グラム軽くなりますので振動が激減します

容積比も 10.0:1でした、ツーリングメインのお客さまには打ってつけの設定かと思いますがいかがでしょうか。





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皆様よりお預かりしてました1,105cc仕様シリンダーやっとホーニング終わりました

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今年の夏は暑くて手こずりましたが今週の天気に救われました、やってる人間にしか判らないこの世界

特にホーニング時の温度管理は油断禁物です、昔 24度位なら何とかなりだろうとやった事ありますが

修正、修正の連続でえらく手こずったりボツになり苦い思いをして以来

基準温度に為らない限りは絶対やらないと心に決めました

そして今日終わりました最後の一本、オイルを切るのにひっくり返してます

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いつ見ても惚れ惚れするこの輝き、手間は掛かりますが全てはこれをやらないと始まらない基準面です

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それにしても 73mmの 1,105ccは素晴しいパフォーマンスを発揮しております、今まで色んなピストンを使われてたお客様より

絶賛されております、そのパフォーマンスを支える部分がターカロイ松であり、寸法管理、温度管理、加工技術なのです








つい最近手に入れましたGS750Eエンジン、本当はシリンダーが欲しかっただけなのですが丸ごと手に入りました

Zと違いGSのエンジン数が少ないので皆さん必死ですね

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外観は一見綺麗に見えますが缶スプレーででの塗装でした、ガワは別にして問題は中身、クランキングOK

バルタイ確認???まあ良いでしょう?中は大丈夫そう?

休み前に仕込んだシリンダーのボーリングの合間を見て分解

シリンダーが抜けません???上下に揺すってやっと抜けました

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下手人はこれ、スタッドボルトの錆でした

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シリンダーの状態は?

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ダイヤルゲージ 0点が 65.000mmです

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プラス 0.065mm、ピストンスカート寸法 64.945mmでしたのでピストンクリアランス 0.12mm アウトでした

ライナー内部にピストンリングの錆跡が有りますのでだいぶ眠ってたのでしょうね

ピストンも熱的に厳しい二番はカジッタ跡ありでした一番はまあまあです

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このエンジンはこの後作ります 69mmの850の確認に使います。









色々ありまして長~いお盆休みより復帰しました

二年前作りました 73mmはあくまでストリート前提に圧縮を 11.0:1で止めてましたが Zの73mmの結果を踏まえまして

一部に要望が有りましたのでGSにも 73mmのハイコンプ仕様を作ってみました

今回の変更点はとにかく圧縮を高く、おやじさんのST-Ⅲカムに対応するリセスの確保、ピストンピンの軽量化

それに伴うボス周りの形状変更、スカート形状の見直しなど等

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二年前のと並べてみます

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二年前のが206gに対して今回のは 208gです、頭サイド形状も見直しまして頭も盛り上げました

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結果圧縮ほぼ 12.0:1を確保しました、ピストンで重くなりました 2gはピストンピンを短く軽い仕様に変更して 

12gほど軽くなりましたので、お釣りがきました

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それとは別に以前からの検案事項のヘッド、この二段テーパーの燃焼室が曲者です

ZとかGSのように半球形にしてくれれば話は簡単なんですよ

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これに対応出来るように作ってみました、このカワサキ1100系のピストン ピン径とピンハイトが同じなのです

バルブ周りのサイズも近く追加工にて対応可能と判りました

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これで目方も 200gありません、問題はこれで圧縮がどこまで稼げるかのみです

測定の結果、シリンダーをコントロールすれば 11.5:1までは何とかなります

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これでこの後に手がけますこのヘッドのレーサー用のボアの決定範囲が狭くなってきました

GPZ1100Fの流れを汲む燃焼室形状のエンジンもこの形状を変化させれば何とかなります

上記の事を踏まえまして、今回のGS1000用 73mmピストンは圧縮 10.0:1から12.0:1までのワイドレンジを実現しました












部品も揃いましたので始めます、クランクシャフトは各ジャーナルをバフ掛けでピカピカにしてメタル合わせ

クリアランスは基準値より気持ち広め、にしかなりませんね

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何度か仮組をして確認

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このミッション 1速がハイギヤード仕様になります頑張ってねミッションさん

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合体

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中まで綺麗なエンジンは気持ち良いですね、もう暫くです。






暑くて暑くて暑くてボーリングがはかどりませえん、今年の暑さは異常なのですかね?

先日お持ち頂きました 刀の750分解前に測定、確認しておきましょう

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確認項目はノーマルのバルブタイミングとピストンとバルブのクリアランスと容積などなど

2バルブ GSと違い中々するどいバルブタイミングの設定なのですね。








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