夏の風物詩、鈴鹿8耐も終わりヨシムラおぢさんチーム来年頑張って下さい(これもレースです)


Z1の73mmのピストンを組込みの為分解しましたZ1

#2、#3のピストンピンとコンロッドが嫌がった理由?

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センター付近に変なスジが見えますね、拡大してみます

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簡単に外れない訳です

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簡単に外れましたピンもご覧のように焼きつく寸前です、矢印部はコンロッドが干渉してない所で綺麗です

このエンジン途中で10年間眠ってましたのでその間にオイル切れしたか、ピストンピンの硬度不足か?

微妙な所ですが、コンロッドはこのまま組める訳も無くアジャストリーマーで少しづつ出っ張った所を

落として当社ピストンピンがスムーズに入りガタも無い所まで修正できましたのでクランクシャフトは大丈夫です

以前もまま走らせてたらクランクシャフト駄目に為ってたでしょう


序にピストンみて見ますとアリアスの73mmですが頭の出っ張り、気合入ってます

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後日測定しますが11.5:1は有ろうかと思われます

流石昔のインチサイズのピストンだけ有りましてピストンリング溝のクリアランスが

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当社の倍I以上の 0.05mmあります、リング表面の仕上がり具合も粗いです

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これもベース素材の問題でしょうね、15年位前の物ですから仕方ないのかも知れません

時代の進歩は凄まじく、全ての部品、加工精度、物の考え方など等進化は歩みを止めないのです。



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ひょんな事からやってきました錆さびZ750 D1俗に言うベースです

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流石にこれの再生は無理と解体

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何とか確保しましたハブに記された年号

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磨いて綺麗にして再利用

タンクも外装も何とかなりましたのでオリジナルの塗装に廻します

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たぶん使わないでしょうけどマフラーも頑張って綺麗にして保管します

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一番てこずったフロントは全滅でした

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動くまでに何年係りますやらレストア開始です












オイル消費が著しく8月に作ります73mmピストンを組み込む為お預かりしましたZ1

ガンコートに費やす時間を考えまして取りあえず分解

10年動かなかったつけが、リングがシリンダーに錆付いて段付おこしてました

おまけにピストンピンとコンロッドが離れたく無いと駄々をこねます

バーナーでコンロッド拡げて引っ張りだしました

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ミッション異常無し、クランクシャフトの曲がりも100分の4で問題なし、後日叩きます

洗浄してバリ取りして乾かして道岡さんに送ります、8月中に帰ってくるはずです

ロアケース持ってます右手はマフラー屋のせがれでした、暑い最中お疲れさんでした

近いうち一人でバラしてみっか?








只今お預かりのZ1エンジンZ1000Jのミッションとクラッチが組まれてまして

アドバンテージクロスに変更なのですがプッショロッドが使えませんの

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丸棒から削りだしました(上)

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そもそも私の 944に使うクランクシャフトの曲がり及び位相のズレを確認して使うの止めるつもりでしたが

試しに挑戦してみたら位相のズレも直りましたがいずれズレるだろうと思い溶接に踏み切っただけのお話でしたが

途中から色んな物が舞い込んできまして確認したらこんな状況だっただけのお話でした

そんな事は置いといて肝心のGSクランク

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溶接部の隙間が Zより狭いですがそこはその手の餅屋

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と頑張って頂きました

後はどんな結果が出てくるかお楽しみですが曲がりに関しましては別の重大な問題が有ることも事実です




次のクランクシャフトは昨年Z1用75mmピストンを御買上げ後快調に走っていたのですが

リテェーナーをヨシムラの軽量版に交換序に全バラ、クランクシャフトのオーバーホールに踏み切りましたOさん

有名加工屋さんで分解、ベアリング全交換後ケースに合体後、クランクを廻して見ると一箇所引っかかる所有り

(どうしたもんでしょうか?)とエンジン担いで相談にみえましたので

後日クランクシャフトと#1ベアリングから#6ベアリングまでの素晴しい数字の測定成績表を持って来て頂きました

そのクランクシャフトは綺麗にピン溶接されていまして

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ビード部を削った痕がありますね

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曲がりを見て見ますと#2と#3で100分の10曲がっております

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#1でこの位です

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#4でこの数字です

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前回のクランクのようにビクともしなかったらと思いお客さんの目の前でガツンと二発

動きました、ピンポイントでさらに二発、あっけなく100分の1まで出てしまいました?

持参の成績表より出ましたので、組立てに関してそれなりに出来てると思います

取り合えずお客さまとしてはそれなりの代償を払った訳ですから

今回の結果に喜んで速攻で組んで確認した所引っかかりも消えてめでたしめでたしでした



で、ここで整理して見ますとピン溶接しても曲がらないクランクと簡単に曲がるクランク

前者はしっかり芯だしすれば素晴しいクランクです

後者は一度分解されて再度圧入されてますので経験上圧入時に緩くなってしまったのでは無いかと

SRとSRの圧入部は高周波焼入れ後研磨仕上げされていてかなりきつくプレスの針も6トンまでは行きます

Zのは分解したことが無いので判りませんが、あの感じだとそこまでは行かないと思います

結論としては溶接で位相のズレは抑えられますがクランクの曲がりは押さえきれないようですが元々の組み立て制度

ピンの圧入公差のきついクランクに関しては溶接の仕方次第で曲がらないのも確認できましたので

ベアリング等の問題が無ければ分解しないのが賢明では無いかと溶接担当の

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1000J/R専門店、TOP ENDさんとの共通意見でした。



この一年でチェックしましたクランクには全てマーキングしてますのでいずれ分解してどんな症状が出るか楽しみです










今回のクランクシャフトは数年前中古のZ1-Rを購入、自らエンジンを分解したら出てきましたクランクシャフト

何処で溶接されたか不明です

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しっかり溶接されています

が、曲がりを確認して見ますと

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#2、100分の7と#3、100分の8曲がっております

かなりの力でかなりの回数叩いて見ましたが○数字にしかなりません

このクランク、ピンの圧入公差がきつい良いクランクシャフトとお見受けしました

それなのに最後まで芯だししないで(出来なかったかもしれません)溶接された物ですから

ビクとも動きません、後半分まで詰めたい所ですが

プレスで修正する手もありますがセンターピンにセトレスを掛けて全開時にポッキリ折れた前例がありますので

このクランクは予備に確保と相なりました

所詮、人が加工して人が組立てるクランクですから公差の問題などなど当時の基準など知る良しもありません


SRでもSRXでもZでもGSでも刀でも良いクランクか否かは大体見当つくようになりました

次のドナーも控えておりますので期待して下さい。






昔GSX1,000刀のエンジンに1,100刀の新品クランク取って移し変えした時驚きました

メーカーでこんな風にクランクピン溶接してありました,全ての圧入部をです

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組立てながらの溶接で自動機を使ったものですね、すごく手間の掛かる仕事です

此れはアメリカに置いて位相のズレが出たための対策でした、この時期のスズキの組立てクランクは

みんな溶接されてたようです

此れを見て散々(クランクは溶接するもんじゃあ無い)言われてた折でしたので、嬉しかったですよ

此れで位相のズレは押さえ込めますが曲がりに関してはどうでしょうか?

以前新品で取ったクランクは素晴しい精度で出てましたが、精度が出ていたが故に叩いてません

今回の中古のクランクは新品ほどの精度は出ていませんでしたので

叩いてみましたら 0.01mmまで出ましたので良しとしました

たまたま面白いドナーが来て居りますので、お次は Zのクランクです

つづく




昨年から始めましたコンプリートエンジン色々

慣らしが終わって問題になりましたクラッチ滑りの発生

今年のエンジンからは積極的に使うようにしてます

今回は刀の74mmをお買い上げのお客様からの依頼で

アドバンテージの中西さんより送って頂きました刀のクラッチKIT

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クラッチハブとプレッシャープレートにかしまコート処理されてます

このアドバンテージ製フリクションプレート、中西さんがFCCに特注されてる物です

よってFCC製のフリクションプレートより高性能です

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アドバンテージの中西さん元々スズキの二輪レーサーグループ(通称ニレ)の開発担当でして

ヨシムラにもちょくちょくおいでになってましたね

私のGS944のクラッチもアドバンテージFCCです

今後Zのクラッチ丸ごと作るらしいですので、此方で作れない物はお任せしますね。





先日お話しました GPZ/ゼファー 750用 855KIT

本日 24時で締め切ります

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ピストン/ピン/リング/クリップ/ヘッドガスケット/ライナーのKITで

20万円を切ります(税別)

最後のチャンスになるかもしれませんよ。




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