まえかわロングストローク650エンジン、ケースの腐食部からのオイル漏れ

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の為、クランクケース廃棄決定

ともう一つ、中々原因が掴めなかったシリンダーとヘッドからのオイル漏れ

この修復ネジ穴よりオイルが漏れてきます

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よ~く観察すると下穴が貫通してました、溶接名手小林君に溶接依頼も

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トーチが入らなくて無理でした、最後の手段でアルミの接着剤で埋めてみます

何とかシリンダーヘッドだけは使えるようにしないといけません。
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お客様からのご依頼でターカロイ松ライナーに打替えのZⅡシリンダー

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クランクケース無加工で収まるサイズにしてありますが片肉2.6mmあります

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此れだけテーパー面が取れれば手で組めます、仮に70mmまで入れても2.1mm残ります

今回ベース面の加工に旋盤で使えなくなりましたコンパックス(ダイヤ)使っての面研

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絶対的な面粗度がでます

そしてZⅡ用69mmピストン、いまさら何を言う事も無い一品

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ピストン単体の販売は遠慮させて頂きますのであしからず。

福島までツーリングの帰りに逝ってしまいましたSRXのピストン

デトネーションですが以上に薄かった訳ではなく、圧縮が高すぎた?

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落ちたセカンドとサードラウンド

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新型97mmが組める口実が出来たと半分喜んでいらっしゃいました

シリンダーとピストン引取り時にお持ち頂きましたシリンダーヘッド

バルブ研磨とバルブシートカットしてお終い

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ちなみにピストンリングはトップにセカンドリングが、セカンドにトップリングが付いてました

各リング、識別刻印が消えて判断し難いのですが、トップリングは外周がアール形状にC面加工で

刻印無いリングが多いですのでこのC面で判断します、よって上下の向きは関係なしです

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セカンドリングは上から下に広がるテーパー形状でC面なしになります(写真無し)


75mmピストンを組むにあたり使う予定のシリンダーヘッドがどの位面研されてるか判らない

との事でお持ち頂きました

なんとツインプラグ仕様になってます

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寸法もマイナスしてませんでした、追加工分の容積も0.3ccほどを確認しました

上から見ると

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中々大変な加工ですね

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ツインプラグの効果がどの位あるか、お楽しみです。

4年前に限定で作りました幻のピストン、1,100刀用 73mm

ひょんな事から帰ってきました

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内側は全て汎用フライスでの手削り?4個しくじってオブジェにしました

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この失敗を期に全てNC加工へと移行、現在に至る転換時期の思い出の作です

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現在もそうですが昔も頭形状に自由度を持たせて有りますので

圧縮比 12.2:1~10.5:1位をカバーします、欲しい人居ます?

雑用がかたずきましたのでZ1を分解します

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なにやら見慣れない部品が一杯付いてますが気にせず行きます、外ではこの日の為に召集されました

助っ人&でっち?バリ取り、洗浄要員のコールネーム せがれ!

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さすがかえるの子、スジは良いですよ

分解、バリ取り、洗浄、完了

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緊急分解しましたZⅡと一緒にケースボーリング、この後ZⅡはガンコートです

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こちらはガンコート無しですのでスタッド付けたまま掘りました

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このケースボーリング適当に掘られたケースが多々見受けられますがケース単体になると

基準が取れなくなりますのでベースガスケットあてうなり、セットのシリンダーを被せて

センター出して加工しないとシリンダー組む時ライナーがケースに当たって二度手間になります

只今お預りしてます別のアッパーケースも後0.3mmほど吸入側に寄ってれば入ったのに

0.3mmの差で再加工になりました



分解時にビクともしなかったジェネレーターカバーの親戚?これが外れないと曲がり確認の芯だしも

できませんので火あぶりの刑に処して年季の入ったの同ハンマーでドツキます

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格闘の末、外れてくれましたがテーパー部ギタギタでした

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少しテーパー角度が合って無いか、空回りしてるかもしれませんが

この程度なら修正できますのでご心配無用です。


三連休の間の仕事

10万㌔走られました1,100刀のお客さまからの依頼で性能は要らないので消耗しましたライナー交換

このシリンダーの為に作りましたターカロイ松

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Zと同じようにベース面の面研から歪み取りの内径加工、ツバ部も厚くします

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内径加工時は面粗度を上げる為のダイヤモンド刃仕上げにします

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お客さまが何を求めるかでこんなやり方も有りますよ。

忍者0.5mmオーバーサイズボーリング依頼、三年振りでしょうか?

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純正オーバーサイズが出なくなった昨今、貴重な設定です

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この忍者のシリンダー、ウエットライナーで冷却水が直接ライナーを冷やす構造なので引っこ抜くと

複雑な外径寸法になってます、0リングでシールしますので入れるのも厄介な代物です

それとシリンダー上面にシリンダーヘッドへと冷却水を導く穴があり、これを塞がないと

ボーリング時に切粉が入ります

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この切粉、シリンダーの内部構造上、簡単に取り除くが大変です

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次は何年後の依頼でしょうかね。


緊急分解しましたFX-1のクランクシャフトは折れボルトを抜くだけで使えるのが判り一安心

しかしボーリングのみの69mmの860の外しましたライナーは当然の如くオイルまみれ

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ピストンの上下する内側には例のライナーの薄さから来るシマ模様

此れでは走行距離関係無くオイル上がりの原因です

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おまけに下の部分には強い当り跡が

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ここもライナーの薄さから来るため寸法がマイナスして0.02mm位しかクリアランスがありません

これはお預りしてますMK-Ⅱのシリンダーですが一度もボーリングされて無いライナー内側にはなんの跡もありません

しかし外したライナーの外側には

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シリンダーとライナーの間に回りこんだオイルの焼けた跡、シリンダーの内側には

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当時の加工設備、加工レベルを考えますと致し方無いのでしょうね


良く、後だしじゃんけんで出てきたスズキのGSシリーズもZに比べてエンジンを作るアルミの材質等は

勝ってる所が有りますが大幅に勝ってる訳でわありません、Zよりはましかなのレベルです



Zを初め、旧車を愛する皆さん、それを仕事とする皆さん、現実を直視して、ごまかさないで此処でちゃんと

今の使える技術を駆使して新車以上のコンデションを作り上げれば後10万㌔や15万㌔は

簡単に乗れるはずです、それをやるのは今しか無いのです。


おかげさまを持ちまして今年の頭に作りましたZ1用75mmも好評の内に無くなり、

当初来年に次のロットを作る予定でしたが((早く作れ))とのお達しに予定を入替、今月末に第二段を作ります

それもZⅡ用ショートストローク75mmも同時に作る事になり、ご予約を頂きましたお客さまより

((右に転倒したのでクランクシャフトが使えるか確認して欲しい))とのエンジンが一機舞い込んできました

先にZ1のエンジンが来てたのですが、取りあえずFX-1のクランク確認を優先して分解します

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ドラッグ用のクロモリスタッドボルトが付いてますが、ノーマルシリンダーには強すぎますので撤去します

ヨシムラ69mmを組まれた860cc、1万㌔走行位なので中身は綺麗です

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これが問題の転倒後

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クランクシャフトの奥には折れて残ったままのボルト

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取りあえず茨城の折れボルト抜き名人に連絡を入れ、くらんくの曲がり確認後送るから

後は任せた、この名人手に掛かれば何でも抜いてくれます

当初、気にしてました、クランクケースとクランクシャフトへの転倒のダメージも無く

今まで計ったクランクの中では一番綺麗で、ベアリングのガタも無く、曲がりも少ない

Z1に比べて馬力に低いショートストロークエンジンの良い部分でしょうね

でも、ノーマルライナーのボーリング、問題のペラペラ仕様

例のシマ模様がハッキリと表れてます

後日に続きます!


6年使いました子供のお下がりデジカメ、新しいのにしました、綺麗に写ってますか?

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